サプライチェーンにおける現代奴隷法の透明性に関する声明

最終更新日 2020年 03月 17日 (火曜日)16時00分

サプライチェーンにおける現代奴隷法の透明性に関する声明

最終更新日 2020年 03月 17日 (火曜日)16時00分
  1. 導入

1.1 Square Enix Limited(「スクウェア・エニックス」)は、責任ある企業市民です。したがって、スクウェア・エニックスは、すべての適用法令に準拠し、勤労者が十分な待遇を受け、公平に補償されるようにすることで、そのサプライチェーンおよびその事業全体における優れた品質と安全基準の維持の確保をめざします。

1.2 本声明は、2015年英国現代奴隷防止法54(1)条に基づき、2017年度(2018年3月期)におけるスクウェア・エニックスおよびその子会社の奴隷および人身売買に関する取り組み状況について表明するものです。

  1. 企業構造

2.1 スクウェア・エニックスは、インタラクティブ・エンターテインメント・コンテンツのパブリッシャー及び販売者です。弊社は、英国に拠点を構える、スクウェア・エニックス・グループ(以下「グループ」)の一法人です。弊社グループは、世界各国においてエンタテインメント商品・サービスを提供しています。

2.2 スクウェア・エニックスは、インタラクティブ・エンターテインメント商品の設計および開発から、地域の市場でのマーケティングおよび販売までのさまざまな活動を網羅する、世界各国における多数の子会社を所有しています。子会社の全リストは次のとおりです。

  • i. 米国– Eidos Inc.およびCrystal Dynamics Inc.
  • ii. カナダ– Eidos Interactive Corp.
  • iii. 英国– SCi Games Ltd、Eidos Ltd、Centregold Ltd、およびSCi Entertainment Group Ltd.
  • iv. フランス– Square Enix SARL.
  • v. ドイツ– Square Enix GmbH.
  • vi. デンマーク– IO Interactive Holdings A/S.
  • vii. 中国– Eidos Creative Software (Shanghai) Co. Ltd.

2.3 本声明は、事業またはサプライチェーンにおける奴隷および人身売買の防止を担保するためにスクウェア・エニックスが講じる措置について記載します。さらに、本声明は、奴隷および人身売買に対するグループ全体の取り組みと、そのような問題に関するグループの責務についての真摯な態度を表明するものです。よって、ここに定める全部または一部の措置は、(スクウェア・エニックスを含むがこれに限定されない)グループ各社において実施されているものです。

  1. ポリシー

3.1 スクウェア・エニックスは、弊社の事業またはそのサプライチェーンの全ての過程において、奴隷及び人身取引を排除するよう取り組みます。

3.2 グループ行動規範により、スクウェア・エニックスの役員・従業員に対し、職業倫理を以て行動すると共に、公正な事業の遂行にあたり、スクウェア・エニックスが事業活動を行う国々において適用される法令を厳密に遵守するよう求めております。

3.3 グループ行動規範に基づき、グループ会社は、サードパーティとの関わりを持つ場合、その管理条件および取引履歴に注意を払う必要があります。また、グループ会社は、従業員に対し、健康的で快適な職場環境を提供し、公正に処遇する必要があります。

3.4 スクウェア・エニックスはまた、従業員に対し、適用法またはグループポリシー(行動規範を含む)の違反を含む潜在的な不正行為を通報できるようにグループ内部通報制度を設けております。

3.5 行動規範は以下のURLをご参照ください。
http://www.hd.square-enix.com/eng/company/philosophy.html

  1. デューディリジェンスのプロセス

4.1 スクウェア・エニックスは、弊社のサプライチェーンにおける奴隷及び人身取引のリスクは、現時点においては低いと認識しております。したがって、スクウェア・エニックスは、現時点においては、供給事業者に対してコンプライアンスに係る監査は行っておりません。ただし、スクウェア・エニックスは、供給事業者において当該リスクが中程度または高いと判断したときは、監査や第三者による検証の実施を検討することとします。スクウェア・エニックスは、万一、供給事業者が奴隷または人身取引に加担しているとの疑念を有した場合、直ちに当該供給事業者を調査し、必要に応じ、当該供給事業者との取引関係を解消するか、または是正のための措置を行うこととします。

  1. 追加の措置

5.1 スクウェア・エニックスは、弊社の事業またはサプライチェーンにおける現代奴隷制や人身売買のリスクは現時点で低いという評価を鑑み、現行のアプローチおよびコンプライアンス制度で、リスクに直面した際に適切かつ効果的な対処ができると認識しています。ただし、スクウェア・エニックスが会社としてのリスク評価を変えざるを得ないような情報が明らかになった場合には、適切な追加の措置について検討いたします。

フィル・ロジャース
最高経営責任者
Square Enix Ltd

スクウェア・エニックスグループ–英国の税戦略

スクウェア・エニックス・グループ(日本で設立された株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングスとその子会社で構成される「グループ」)は、ファイナルファンタジー®、ドラゴンクエスト®、トゥームレイダー®、スペースインベーダー®などを含む、知的財産を所有する価値ある商品群をご提供しています。

Square Enix Limitedは、ロンドンを拠点とする、株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングスの完全子会社です。Square Enix Limited(および子会社)は、ヨーロッパおよびその他のPAL地域において、SQUARE ENIX®、EIDOS®およびTAITO®ブランドのエンターテイメント・コンテンツの開発、発信、販売およびライセンス許諾を行っています。

スクウェア・エニックス・グループは以下の英国企業を擁し、これら企業全てが本英国税戦略の開示の対象となります。

  • Square Enix Limited

  • Square Enix (2009) Limited

  • Eidos Ltd.

  • Sci Games Limited

本文書は、グループ最高財務責任者(CFO)の承認を受けたものであり、2016年英国金融法の第19(2)節に基づく開示要件を満たします。本税戦略は2020年3月17日に公表された、2020年度(2021年3月期)に関するものです。

グループ税戦略

グループ税戦略は、グループ最高財務責任者(CFO)の承認を受けたものであり、次のような、すべてのスクウェア・エニックス・グループ企業の税政策に適用される中核的な原則を定めます。

  • 企業の強固な社会的責任の重要な側面とは、税の透明性および税法や税規制遵守への取り組みです。

  • スクウェア・エニックスは、事業を展開する国々の税法および規制を遵守し、適切な時期に、支払い期限が到来した管轄区域において、適正な金額の納税を行うよう努めます。

  • 各国で適切な納税を行うことはこうした国々の経済的および社会的発展に寄与し、これがグループにも恩恵をもたらすことになります。

スクウェア・エニックス・グループの英国企業はすべて、税務管理において上記原則に従います。

税務ガバナンス

税は、事業の会計および財務機能の一部を成すものです。グループCFOが、グループの税務に関し、全体責任を負います。また、地域の財務責任者(または同等の者)が、その地域の管轄区域の税の責任を負います。

グループ全体において適時の情報収集および共有、ならびにグループ会社間の定期的な情報交換により、税務に関わるリスクを効果的に管理します。世界各国における税についての問題を検討するため、グループCFOと西側地域CFOは定期的な情報交換を行っています。

英国では、日常的な税務業務は英国の納税管理人に委任されます。

英国の納税管理人は、英国および西側地域の事業全体のスタッフと定期的に情報交換を行って、変更がある場合には通知し、税法の推移を監視して、その英国グループに及ぼす影響を把握します。英国の納税管理人は、英国のシニアファイナンシャルコントローラー、西側地域CFO、およびグループの本社の担当者と定期的に情報交換を行っています。

英国の税に関するリスクは全体的なグループ税戦略の管理下に置かれ、J-SOX報告規則の準拠のために必要な事業手順と内部統制に従います。英国の納税管理人は英国特有のリスクの見直しを行い、英国の税リスク登録簿を管理します。英国のグループ各社は上級会計士(SAO)を指名しており、上級会計士は、各社がすべての重要な点で納税義務を正確に計算できるよう、適切な税務会計処理を確立および維持できるようにする責務を負います。

税のリスクおよび税務計画への取り組み

スクウェア・エニックス・グループは、長期的な企業価値をできる限り向上させ、すべての税務責任を果たす一方で、税にかかわるリスクを最小限に保ちます。当グループは、ビジネスの実態にそぐわないまたは現地の法律の目的と矛盾するような租税回避の取り決めを締結したり、偽りの計画を実施したりしないことをお約束します。スクウェア・エニックスは、租税回避の目的でタックスヘイブンを使用いたしません。

英国における税についての取り組みはグループ戦略に沿ったものであり、税務上の取り扱いが不確実な場合、リスク低減のために、グループへの影響の評価および解決を行います。当グループの事業は複雑な国際税法制度下で運営されているため、不確実性の問題がある場合、スクウェア・エニックスは、英国および海外の税制への準拠を完全なものとするために、社外の専門家にサポートを依頼します。

スクウェア・エニックスは、該当し、かつ事業活動との整合性がある場合には、研究開発で該当するものや動画ゲーム企業に特化したものを含め、企業活動において適用可能な英国の法人税控除を利用します。

スクウェア・エニックスは、英国において、VAT、雇用税(国民保険を含む)、輸入関税、源泉徴収税などのその他の各種税金の支払いおよび徴収を通じて貢献しています。

英国歳入税関庁との関係

グループは、英国歳入税関庁の関係について、透明性があり、プロフェッショナルで協力的なアプローチの促進を目指します。当グループは、可能な限り英国歳入税関庁に対して即時に対応するよう努め、海外の関連会社との関連当事者取引を確認するための事前確認制度の締結を含む、不確実な事項を前もって明確にするよう努めます。