てんかん性発作。ごく稀に、ライトのフラッシュやビデオゲームに出てくる一定のパターンなどの一定の視覚的刺激にさらされたとき、てんかん性の発作を起こす人がいます。人々その人や家族にてんかん発作の病歴がなくとも、ビデオゲームを見ている、またはプレーしているときに発作を起こす原因となる、診断されていない疾患があるかもしれません。このような疾患症状としては、軽い頭痛、めまい、視覚異常、眼または筋肉の引きつり、手足の痙攣または震え、不随意運動、失見当、混乱、瞬間的な覚醒喪失、意識喪失、またはひきつけなどがあります。このような症状は重大な傷害につながる可能性があります。**このような症状のいずれかを経験したときは、プレーを直ちに中止し医師に相談してください。医師からの許可があるまでプレーを再開しないでください。**親御さんはこのような症状が子供さんにないか注意し、お子さんにも尋ねてください。子供とティーンエイジャーは成人より発作を起こしやすくなっています。発作のリスクは次のような予防策をとることで抑えられる可能性があります。座るとき画面に近付きすぎないようにする;大きな画面でプレーしない;十分な明るさのある部屋でプレーする;眠いときや疲れているときはプレーしない;長時間プレーしない;頻繁に休憩を取る(少なくとも1時間に15分)。ご自身や親族に発作やてんかんの病歴があるときは、ビデオゲームをプレーするか見る前に医師に相談してください。
筋骨格障害。人によってはビデオゲームをプレーしているとき手、腕、肩、首、関節またはその他の身体の部位に不快を感ずることがあります。**不快感、痛み、ズキズキした感じ、うずき、チクチク感、無感覚、ヒリヒリ感、焼けるような感じ、何かの感じ、またはしこりを経験したときは、**たとえこのような症状がビデオゲームのプレー中に出なかったときでも、**直ちに医師に相談してください。**このような症状は神経、筋肉、腱、血管、その他の身体の部位の恒久的な傷害や疾患に関連することがあります。このような筋骨格疾患には手根管症候群、腱炎、腱滑膜炎、振動症候群、その他の症状があります。筋骨格疾患のリスクを減らすためには過度のプレーをせず頻繁に休憩する(1時間ごとに少なくとも15分)ようにしてください。このような症状についての情報およびその影響を回避または制限する方法については医師にご相談ください。
3Dイメージ。人によっては3Dビデオ画像を見るとき、または立体3Dゲームをプレーしているときに目の緊張、眼精疲労または吐き気などの不快感を経験することがあります。そのような不快感を経験したときは、画面の利用を直ちに中止し不快感がなくなるまで待つ必要があります。3Dイメージのゲームをプレーするときは、1時間ごとに少なくとも15分の定期的な休憩をはさんでください。ただし休憩に必要な時間と頻度は人により異なる場合がありますので、不快感がなくなるまで十分な休憩を取ってください。症状が長引くようなときは、医師にご相談ください。小さなお子さま(特に6歳以下)に3Dイメージを見せる、または3Dゲームのプレーを許す前には、医師や検眼医にご相談ください。
乗り物酔い。人によってはビデオゲームをプレーし、または見ていることが乗り物酔いの原因となる場合があります。ご自分またはお子さまがビデオゲームをプレーするとき、または見ているときにめまいや吐き気を感じたら、ゲームを中止して休憩を取り、医師に連絡しさらにガイダンスを求めてください。完全に回復するまでは運転やその他の神経を集中させる活動をしないでください。
一般的健康ガイドライン。常に十分な睡眠を取るようにしてください。常に十分な照明のある環境でプレーします。常に画面から少なくとも推奨されている距離を取って着座してください。定期に、1時間に少なくとも15分の休憩を取ってください。めまい、吐き気、疲労、不快感、痛み、または頭痛など、健康を損ねそうな症状を経験したときは、直ちにプレーを中止してください。健康を損ねそうな症状が続くときは医師に相談してください。大人は子供たちがこの文書のガイドラインに従うように監督している必要があります。常にお使いの環境に合わせ、ゲーミング機器は快適でリラックスした姿勢でいられるよう調整してください。
実際のスペースでの動き。ゲームによっては実際の空間で物理的に動くことがあります。そのようなゲームをプレーしているときは、プレー中に他のプレーヤー、そばにいる人、ペット、家具、その他の物にぶつかる、踏む、またはつまずくことのないように注意してください。プレーする前には次のことを確認してください: (i) 十分に周りを点検すること;(ii) 窓、壁、階段、壁のレッジ等から安全な距離を取るようにし、プレーエリアにはぶつかる、踏む、またはつまずくものがなく人もいないこと;(iii) 照明器具、ファン、その他の頭上の危険物にも注意すること。必要なら物、人またはペットをプレースペースから動かすか、安全にプレーできるスペースに移動してください。プレー中は次のことに気を付けてください:(a) ぶつからないようテレビから十分離れること;(b) 他のプレーヤー、そばにいる人、ペットから十分な距離を保つこと;(c) ぶつかったり踏んだりすることがある物や人に注意すること。人や物がゲームプレー中にエリアに入ることがあり、常に周囲に気を配る必要があります。プレー中は常に足場を確認し、適切な靴(ハイヒール、かかとのないサンダル等ではない)を履いて、滑りにくく平らなところに立つようにしてください。人やペットがエリア内を動いたり通ったりしてつまずいたり引っ張ったりしないよう、常にケーブルやコードはすべてまとめてください。お客さままたはコントローラーが人や物に当たったときは、傷害や損害の原因になることがあり、常にコントローラーを確実に持ち(必要ならストラップを利用)手から滑り落とさないようにしてください。
他のガイドライン。多くのビデオゲームシステムとプラットフォームにはそれ自身の健康安全ガイドラインがあります。スクウェア・エニックスのビデオゲームをプレーする前には、そちらのガイドラインもご覧になり従うようにしてください。